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内容説明


新民事訴訟法・同規則の運用と関係法律・規則の解説
法曹会編
書籍コード 11-06
判型 A5判
頁数 544頁
 本書は,主に法曹時報に掲載された,制定立案作業の担当者の執筆に係る民事訴訟法の整備法,民事訴訟規則その他の関係規則の解説及び新しい民事訴訟の運用をにらんだ座談会の結果をまとめたものである。その内容は,おのずから新民事訴訟法制定の趣旨,経緯を含む今回の大改正の全般に及んでいる。いずれも,施行前に執筆ないし企画されたものであるが,歴史的な資料としての価値を有するだけではなく,今後の民事訴訟の運用を考えるについても,なお有益な示唆に富んでいる。巻末には利用の便に供するために,新しい民事訴訟法及び民事訴訟規則等の法文(全文)が付されている。

目次抜粋
新しい民事訴訟規則の制定について
―制定の経過,規則の構成等を中心として―
「民事訴訟法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の解説
「民事訴訟法及び民事訴訟規則の施行に伴う関係規則の整備等に関する規則」の解説
「刑事訴訟規則及び民事訴訟規則の一部を改正する規則」の解説
―民事訴訟規則改正部分について―
「電子情報処理組織を用いて取り扱う督促手続における支払督促の申立ての方式等に関する規則」の解説
「人事訴訟手続法第33条の規定による通知に関する規則」の解説
《座談会》
新民事訴訟法及び新民事訴訟規則の運用について
平成9年2月15日(於 法曹会館)
出席者  
弁護士 秋山幹男
東京地方裁判所主任書記官 小俣五三巳
最高裁判所事務総局民事局
第一課長
北澤 晶
大阪地方裁判所書記官 小林陸男
参議院法務委員会調査室調査員(前最高裁判所事務総局民事局第二課調査員) 樋口博一
最高裁判所事務総局人事局人事専門職(前最高裁判所事務総局民事局第二課専門職) 布施敏幸
大阪地方裁判所判事 村上正敏
法務大臣官房審議官 柳田幸三
東京地方裁判所部総括判事  恒
一 はじめに
二 新法下の訴訟運営
三 第一回口頭弁論期日前の準備
四 第一回口頭弁論期日の在り方
五 期日間準備
六 争点及び証拠の整理等
七 集中証拠調べ
八 判決等
《座談会》
少額訴訟手続の運用について
平成9年3月15日(於 法曹会館)
出席者  
大阪簡易裁判所主任書記官 井上賀博
最高裁判所事務総局民事局
第一課専門官
諫武高行
東京簡易裁判所判事  實
最高裁判所事務総局民事局
第一課長
北澤 晶
東京簡易裁判所主任書記官 疋田定江
法務大臣官房審議官 柳田幸三
東京地方裁判所部総括判事  恒
大阪簡易裁判所判事 山下敏彦
一 はじめに
二 少額訴訟手続の概要
三 施行に向けての準備状況
四 手続教示
五 訴状の記載事項等
六 事前準備
七 第一回口頭弁論期日の指定
八 審理の在り方
九 判決
一〇 異議後の審理
(法 文)