第1部 序説 |
第1 |
問題の所在 |
第2 |
共犯者の供述の証拠能力,証明力の一般的問題 |
1 |
証拠能力 |
2 |
証明力(信用性) |
第3 |
本研究について |
第2部 全体的注意則 |
第1 |
共犯者の供述の信用性を判断するに当たって留意すべき外在的事情 |
1 |
共犯者の供述が事件全体で占める位置と程度(事件全体の証拠構造との関連) |
2 |
共犯供述をすることによって得る利益・不利益の内容・程度 |
3 |
共犯者の属性 |
4 |
特に問題となる間接事実 |
第2 |
共犯者の供述の信用性を判断するに当たって検討すべき個々的事項 |
1 |
他の証拠との符合性の検討 |
2 |
供述内容自体の検討 |
3 |
供述経過の検討 |
4 |
供述態度の検討 |
第3 |
総合評価 |
1 |
分析と総合 |
2 |
共犯供述の核心部分に問題点が存在する場合 |
3 |
共犯供述の核心部分以外に問題点が存在する場合 |
第3部 手続上の問題 |
第1 |
弁論の分離・併合の相当性 |
第2 |
共犯者の供述の取調方法の問題点 |
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1 |
証人尋問 |
2 |
共同被告人としての被告人質問 |
3 |
共犯者の捜査官に対する供述調書,他の公判における供述(公判調書)の取調べ |
第3 |
供述経過の立証上の問題 |
1 |
捜査段階における共犯者の供述の経過 |
2 |
共犯者の捜査段階における供述を取り調べることの要否 |
3 |
供述経過の立証の工夫 |
附属資料 I 事例カード |
1 |
〔肯定6〕マニラ保険金殺人事件 |
2 |
〔肯定18〕窃盗教唆事件 |
3 |
〔肯定34〕保険金目的放火事件 |
4 |
〔肯定60〕暴力団組長賭博参加事件 |
5 |
〔肯定62〕淡路島生き埋め殺人事件 |
6 |
〔肯定81〕暴力団抗争殺人事件 |
7 |
〔否定4〕日本岩窟王事件 |
8 |
〔否定7〕八海事件 |
9 |
〔否定13〕対立暴力団組長殺害教唆事件 |
10 |
〔否定14〕岩国の暴力団首領殺害事件 |
11 |
〔否定15〕梅田事件 |
12 |
〔否定23〕山中事件 |
13 |
〔否定37〕苫小牧市の贈賄事件 |
14 |
〔否定46〕覚せい剤空路密輸入事件 |
附属資料II 裁判例一覧表 |
第1 |
信用性肯定例 |
第2 |
信用性否定例 |
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