序説 |
第1 |
はじめに―研究対象の限定 |
第2 |
研究の主たる目標 |
第3 |
研究の方法 |
第4 |
対象事例 |
1 |
はじめに |
2 |
対象事例選択上の配慮 |
3 |
別表裁判例の説明 |
4 |
事例カードの説明 |
5 |
研究書本文中の事例の引用 |
A 自白の経過 |
第1 |
はじめに |
第2 |
自白の成立過程の問題 |
1 |
自白の時期 |
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(1)身柄拘束後の早期の自白 |
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(2)不拘束中の自白 |
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(3)公判廷の自白 |
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(4)関連事項 |
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1 第1回自白調書の評価 |
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2 警察官調書と検察官調書との関係 |
2 |
自白と否認との交錯 |
3 |
自白の誘因・契機(動機) |
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(1)捜査官側の要因 |
|
(2)被告人側の要因 |
第3 |
自白(供述)経過の立証の問題 |
1 |
録音テープ等 |
2 |
未提出調書の取調べ |
3 |
被告人の弁解と捜査官の証言との関係 |
第4 |
まとめ |
B 自白内容の変動・合理性 |
第1 |
はじめに |
第2 |
供述の変遷・動揺 |
1 |
自白の信用性の判断における徴表としての重要性 |
2 |
供述変動の類型と自白の信用性 |
3 |
供述内容の変動の事由と自白の信用性の判断 |
4 |
供述内容に変動のない場合 |
5 |
供述の経過及び内容の客観化の必要性 |
第3 |
動機の合理性 |
1 |
自白の信用性の判断における注意点としての動機の合理性 |
2 |
動機についての供述の特殊性 |
3 |
客観的情況との関連性 |
4 |
動機についての供述の変動 |
5 |
まとめ |
第4 |
自白内容の合理性 |
1 |
自白内容の合理性と自白の信用性の判断 |
2 |
客観的情況との関連での供述内容の合理性 |
3 |
自白内容の合理性の評価と客観的情況の認定 |
4 |
説明の欠落 |
5 |
まとめ |
C 体験供述 |
第1 |
はじめに |
第2 |
体験供述の特徴 |
第3 |
体験性の識別 |
|
|
第4 |
体験供述の評価 |
第5 |
疑似体験供述 |
第6 |
まとめ |
D 秘密の暴露 |
第1 |
はじめに |
第2 |
「秘密の暴露」とは |
第3 |
秘密性 |
第4 |
供述内容の確認 |
第5 |
犯行との関連性 |
第6 |
まとめ |
E 自白と客観的証拠との符合性 |
第1 |
はじめに |
第2 |
自白の内容と客観的証拠との符合性の判断 |
第3 |
符合性の程度 |
第4 |
自白の内容が客観的証拠と符合しないにも拘らず,自白の信用性が認められる場合とその事由 |
第5 |
自白の内容が客観的証拠と符合するにも拘らず,自白の信用性が認められない場合とその事由 |
第6 |
まとめ |
F 裏付けとなるべき物的証拠の不存在 |
第1 |
はじめに |
第2 |
無罪事例と有罪事例との対照 |
第3 |
その余の関連事項 |
第4 |
まとめ |
G 犯行前後の捜査官以外の者に対する言動 |
第1 |
はじめに |
第2 |
無罪事例と有罪事例との対照 |
第3 |
まとめ |
H 被告人の弁解 |
第1 |
はじめに |
第2 |
無罪事例と有罪事例の対比 |
第3 |
弁解の合理性と自白の信用性 |
第4 |
弁解事項と自白の信用性 |
第5 |
弁解の時期 |
第6 |
まとめ―弁解聴取の重要性 |
I 情況証拠との関係 |
第1 |
はじめに |
第2 |
情況証拠に関する事例の検討 |
1 |
情況証拠の自白の信用性への影響について |
2 |
情況証拠の確実性ないし評価について |
第3 |
再審事件についての検討 |
総括 |
第1 |
各項の相互関係 |
1 |
相互補完 |
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(1)結合の度合 |
|
(2)影響の方向 |
2 |
情況証拠との関係 |
第2 |
分析と総合 |
第3 |
おわりに |
付属資料 |
資料1………別表裁判例 |
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「甲」〜無罪事例 「乙」〜有罪事例 「丙」〜再審無罪事例 |
資料2………事例カード集 |
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