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内容説明

2009年11月発行

刑事第一審公判手続の概要(平成21年版)
   ―参考記録に基づいて―
司法研修所監修 ISBN 978-4-908108-44-0
書籍コード 500512 A4判 284頁 定価 2,970円(本体 2,700)
 本書は,司法研修所の教材として用いられている「刑事第一審公判手続の概要(解説)―参考記録に基づいて―」と「刑事第一審公判手続の概要(参考記録)」を合冊したものです。
 平成2年に刊行された右教材は,公訴の提起から判決宣告に至るまでの刑事第一審公判手続の概要につき事件記録に即して解説したものであり,司法修習生の必読の書として利用されてきました。
 今回,刑事訴訟手続に関し,裁判員制度の導入を始めとする種々の法及び規則の改正が行われたことを契機に,これまで使用してきた参考記録の内容を変更するとともに,本書の内容についても加筆訂正を行いました。
 司法修習生のみならず実務に携わる各位の好個の参考資料と思われますので,頒布することといたしました。
目次抜粋
第1 刑事訴訟記録の編成
1 訴訟記録
2 5分方式
(1)第1分類
(2)第2分類
(3)第3分類
(4)第4分類
(5)第5分類
3 第1分類前の書類
(1)記録表紙
(2)押収物総目録
(3)訴訟費用明細書
第2 公判手続
1 公訴の提起
(1)起訴状の記載要件
(2)起訴状一本主義
(3)公訴提起に伴う措置
(4)起訴状の受理
2 事件の配点(事務分配)
3 公判準備手続
(1)裁判所が行う手続
(2)事前準備
(3)公判前整理手続
4 第1回公判期日前の勾留に関する処分
5 公判期日手続
(1)公判手続の諸原則
(2)公判手続の素描
(3)冒頭手続
(4)証拠調手続
(5)被害者等による被害に関する心情その他被告事件に関する意見の陳述
(6)論告,弁論,最終陳述
(7)判決
6 付随手続
(1)勾留
(2)保釈
第3 参考記録事件の判決書
1 判決書
2 判決書の説明
 (付録)
  事項索引
  条文索引
  第一審公判手続の流れ
  公判前整理手続に付された事件の流れ
 (巻末)参考記録