第1章 憲法の最高規範性の意義とその保障
一 はじめに
二 憲法の最高規範性の意義
三 最高規範性の保障の意義と必要性
四 裁判所の違憲法令審査権
五 憲法尊重擁護義務
六 権力分立制
七 国民による最高規範性の保持
八 抵抗権
第2章 憲法の基本的人権に関する規定の意義
一 基本的人権の意義
二 基本的人権の内容
三 日本国憲法において基本的人権に関する規定が設けられている理由
第3章 人権の享有主体
一 はじめに
二 問題の所在
三 国 民
四 天皇及び皇族
五 外国人
六 法 人
七 おわりに
第4章 私人間の法律関係と基本的人権の保障
一 問題の所在
二 私人間の法律関係と基本的人権の保障に関する学説の状況
三 判例の見解
四 間接適用説に関し更に考慮すべき点
五 おわりに
第5章 新しい人権――名誉権,プライバシー権,自己決定権等
一 新しい人権の意義,根拠
二 新しい人権の内容
三 リポートの作成について
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第6章 職業選択の自由
一 職業選択の自由の意義等
二 職業選択の自由規制の根拠・類型
三 職業選択の自由規制立法の合憲性判断基準(判例の理解)
四 リポートの作成について
第7章 「営業の自由」とその限界
一 はじめに
二 職業選択の自由と営業の自由
三 営業の自由の限界
四 公衆浴場設置距離制限事件合憲判決と薬局設置距離制限事件違憲判決
五 おわりに
第8章 財産権の保障
一 はじめに
二 国家の任務と財産権のあり方についての考え方の変遷
三 憲法二九条一項について
四 憲法二九条二項について
五 憲法二九条三項について
六 おわりに
第9章 選挙権と法の下の平等
一 はじめに
二 選挙権の法的性質
三 選挙権の平等と投票価値の平等
四 投票価値の平等の限界
第10章 生存権
一 生存権の意義と歴史的沿革
二 生存権の法的性格
三 裁判所の審査基準と生存権に関する代表的な判例
四 生存権の内容(生存権の実現)
五 おわりに
第11章 唯一の立法機関
一 はじめに
二 国民の代表機関
三 国権の最高機関
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四 「立法」の意義
五 「唯一」の意義
六 立法機関が国会であることの意義
七 まとめ
第12章 憲法における国会と内閣との関係
一 はじめに
二 憲法における国会と内閣との関係(要旨)
三 権力分立制
四 議院内閣制
五 おわりに
第13章 衆議院の解散
一 はじめに
二 解散権の主体
三 解散が行われ得る場合
四 解散権の限界
五 衆議院の自律的解散の可否
六 解散の効果
七 まとめ
第14章 予算と法律との関係
一 はじめに
二 予算と法律との異同
三 予算の法的性質
四 予算と法律の不一致
五 国会の予算修正権
六 おわりに
第15章 地方公共団体の条例制定権
一 はじめに
二 条例の意義,条例制定権の根拠
三 条例制定権の範囲と限界
四 おわりに
第16章 違憲判決の効力
一 はじめに
二 違憲法令審査権の性格
三 違憲判決の効力
判例索引/条文索引/事項索引
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