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2021年1月下旬発行 |
骨太 実務現代刑事法(上)(下) | |||||||
植村立郎 著 | (上)ISBN 978-4-86684-055-0 (下)ISBN 978-4-86684-058-1 |
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書籍コード(上)500219 (下)500222 |
A5判(上)630頁 (下)560頁 |
(上)定価 4,950円(本体 4,500) (下)定価 4,400円(本体 4,000) |
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本書は,元東京高裁部総括判事であった植村立郎氏執筆の骨太シリーズの第三弾である。平成27年11月刊行の「骨太少年法講義」を皮切りに,平成29年10月には「骨太刑事訴訟法講義」を刊行,世に著してきた。今回の「骨太 実務現代刑事法」は,実務家である著者が,法曹会の月刊誌「法曹時報」などに掲載した論文をとりまとめた論文集である。著者によると「本書の特徴を挙げると,@本書の各論考の初出は平成11年から令和元年にわたっているが,刑事に限られているとはいえ,対象とした判例(裁判例も含めた趣旨である。)は同期間より前のものも数多く含まれているから,それだけ長期間にわたる,様々な分野の多数の判例及びその間の判例の動きを知ることができること,A@筆者が考える,これらの判例を踏まえた実務の動向,望まれる有り様,A筆者の実務家としての考え方を知ることができること,B第1章は,同章の「はじめに」の項で説明されているように,旧稿を発想の基礎としながらも,旧稿を大幅に修正・加筆したものとなっているが,それ以外は,旧稿を維持しつつ,適宜,その後の必要な情報を加筆・修正されているから,初出当時の情報だけでなく,その後の必要な情報も一体的に得ることができること,C本書は,筆者がそれぞれの判例に接して,或いは日頃の実務を行いながら思考・実践したことを内容としているから,読者において,@新たな判例に接したときに,この判例をどういった風に考え,受け止めたら良いか,A実務を行っていて疑問とする事項が生じて,その疑問をどういった形で解決するのが良いのか,などと実務家として思い悩む場面で,有益な示唆を様々に得ることができること,D@実務家にとっては,実務的な思考を味わうことができ,実務を担当する醍醐味,楽しみを再確認できること,A研究者にとっては,実務家が何を考え,どういったことに悩み,どう解決しているのか,といったことを垣間見ることができること,E本書は上下2巻と大部ではあるが,各章毎にテーマが異なるので,読者としては,自分の興味のある箇所から読み進めることができ,大部さは本書を読む支障とならないこと,などである。読者は,本書を読んだ後では,法曹・研究者等としての歩幅が広がり,足取りがより力強いものとなっていよう。」とのことである。実務家はもとより研究者や法曹に携わる多くの方々に手にとっていただきたい論文集である。
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目 次 抜 粋(上)
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目 次 抜 粋(下)
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高等裁判所刑事裁判速報集(令和元年) | ||
法務省大臣官房司法法制部編 | ISBN 978-4-86684-056-7 | |
書籍コード 500220 | A5判 608頁 | 定価 8,700円(本体 7,909) |
本書は,全国の高等検察庁において作成した「高等裁判所刑事裁判速報」に掲載された裁判例のうち平成31年・令和元年分を,各高等裁判所ごとに,その速報番号にしたがって収録したものであり,昭和56年度版から継続的に刊行されているものである。この速報集は,その編集方針上,類書とは収録重点を異にした特色ある裁判例集として,検察内部のみならず,部外の法曹においても頻繁に利用されてきたものであって,裁判月日別索引も掲げられ,利用価値の高い資料となっている。
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家裁調査官研究紀要 第28号 | ||
裁判所職員総合研修所監修 | ISBN 978-4-86684-057-4 | |
書籍コード 500221 | B5判 128頁 | 定価 4,150円(本体 3,773) |
子の意思把握の調査に関する先行研究の実践的検証
―ツールを活用した複数の調査官による効果的なケース検討の在り方について―
市村 ちぐさ ほか
第1 研究の目的
第2 研究の方法
1 ケースの検討/2 シートを使った整理/3 気付きや疑問点等の共有/4 効果の検討
第3 ツール等を活用したケース検討の実践
1 実践の紹介/2 実践のまとめ/3 裁判官からのフィードバック
第4 効果的なツール等の活用及びケース検討の在り方に向けた提案
1 図1の改良/2 子の意思分析表/3 子の福祉の視点からの検討に資するツール
第5 検討プロセスモデルの提案
ステージ1 受命前(調停期日前まで)/ステージ2 受命後(父母面接まで)/ステージ3−1 子との面接前@(家庭訪問前)/ステージ3−2 子との面接前A(家庭訪問後)/ステージ4 子との面接後/ステージ5 子の福祉の視点からの検討/ステージ6 調査報告書提出前
第6 おわりに
性非行の調査支援ツールの実践的検証
加藤重樹 ほか
第1 はじめに
第2 研究方法
第3 現行版ツールの活用の実情と課題
1 有用性/2 課題
第4 現行版ツールの実践的検証
1 検証方法/2 総論/3 各論
第5 現行版ツールの改訂案
1 基本的なスタンス/2 現行版ツールからの改訂点/3 サブツールの提案
第6 再訂版ツール案及びサブツール
1 再訂版ツール案/2 サブツール
第7 再訂版ツール案及びサブツールを活用した事例
1 盗撮行為の事例/2 ちかん行為の事例
第8 おわりに
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