第1章 本研究の概要
第1 本研究の目的
第2 本研究の対象・内容
第3 本研究の方法と研究の経過
第4 開発型契約の特徴
1 仕様に関する合意の存在
2 プラント建設契約の特徴
3 仕様に関する合意の分析の視点
4 仕様に関する合意の特徴
第5 各論の構成
第2章 建築工事契約
第1 本研究が対象とする建築工事契約
1 建築の意義
2 生産過程と契約形態
3 仕様確定のための合意形成
4 仕様に関する合意の特徴
5 本研究の検討対象―建築の仕様に関する合意
第2 建築請負の仕様に関する合意形成過程の実態について
1 概 説
2 仕様に関する合意を形成する際の諸要素について
3 合意形成過程の時間的考察について
4 合意形成の背景にある当事者の関係等
5 多数者の関与する意思形成・合意形成
6 リフォームにおける合意形成の実態について
第3 合意形成過程において認識の齟齬が生ずる原因
1 序―インターフェイスの存在と認識の齟齬
2 情報伝達の困難性
3 専門的技術に関する知識の非対称性
4 施主の要求やニーズの個別性・多様性
5 意思形成過程に多数の関係者が関与することの影響
6 コミュニケーション不足の問題
第4 建築請負における合意の事実認定
1 概 説
2 建築仕様の合意に関する表示行為
3 設計図書について
4 設計図書に明示されていない合意の要素について
5 建築仕様に関する専門的情報
6 施主側の固有情報
7 合意を形成する際の諸要素の調整
8 合意形成過程の時間的考察について
第3章 ソフトウェア開発契約
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第1 本研究が対象とするソフトウェア開発契約
1 ソフトウェア開発の意義
2 開発工程と契約形態
3 仕様確定のための合意形成
4 仕様に関する合意の特徴
5 本研究の検討対象―ソフトウェア又はシステムの仕様に関する合意
第2 ソフトウェア開発の請負の仕様に関する合意形成過程の実態について
1 概 説
2 契約締結時までの仕様に関する合意形成
3 上流工程における仕様確定作業
4 仕様に関する合意を形成する諸要素の特徴
5 合意形成過程の時間的考察について
6 合意形成の背景にある当事者の関係等
7 多数者の関与する意思形成・合意形成
第3 合意形成過程において認識の齟齬が生ずる原因
1 序―インターフェイスの存在と認識の齟齬
2 情報伝達の困難性
3 専門的技術に関する知識の非対称性
4 ユーザーの要求やニーズの個別性・多様性
5 意思形成・合意形成に多数者が関与することの影響
6 コミュニケーション不足の問題
第4 ソフトウェア開発の請負契約における合意の事実認定
1 概 説
2 システム仕様の合意に関する表示行為
3 要件定義書及び基本設計書について
4 打合せ議事録及び電子メールについて
5 要件定義書・基本設計書に明示されていない合意の要素について
6 ソフトウェア開発に関する専門的情報
7 ユーザーの固有情報
8 合意を形成する諸要素の調整
9 合意形成過程の時間的考察について
10 補足―システム開発としての課題とITコンサルタントとしての課題の区別
第4章 開発型契約における合意の事実認定上の留意点
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第1 序
第2 仕様に関する合意形成の時期
1 徐々に発展的に形成される合意
2 背景にある不確実性の中での合意形成
3 合意形成の時期の差異
第3 仕様に関する合意の表示行為を組成する要素
1 契約書以外の書面による表示行為
2 書面外の表示行為を組成する要素
3 情報伝達が不可能又は著しく困難な場合の表示行為
4 専門的知識に格差がある場合の表示行為
第4 仕様に関する合意内容の形成
1 概 説
2 有機的統一体としての合意形成
3 当事者の関係
4 意思形成に多数の関係者が関与すること
5 合意形成の時間的要因
第5章 プラント建設契約
第1 プラント建設について
1 プラントの意義
2 プラント建設契約の特徴
第2 プラント建設契約の概要
1 はじめに
2 契約の当事者
3 責務の範囲
4 対価,報酬の定め
5 性能保証の有無
6 間接損害の免責
第3 プラント建設契約の締結
1 開発の流れ
2 契約の態様
3 契約の締結
4 モデルフォームの内容
第4 リスクと紛争
1 プラント建設におけるリスク
2 プラント建設における紛争
第5 プラント建設契約に関する紛争の検討
1 はじめに
2 契約成立の有無
3 受注の範囲
4 機械的保証
5 性能保証
6 報酬に関する合意
第6 プラント建設契約に関するまとめ
1 一般的な建築工事契約との対比
2 事実認定の際の留意点
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