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2014年12月発行

扇子のケムリ ―寫眞家の通信簿
秋山亮二著 ISBN 978-4-908108-12-9
書籍コード 302620 四六判 260頁 定価 2,444円(本体 2,222)
 法曹会会員誌「法曹」の「ほうそうフォトサロン」コーナー選者による,エッセイ集。コーナー中に記された定評のあるエッセイを基に構成。日本の原風景を訪ね,そこに生きる人々の日々の営みを,郷愁を込めて描きながら,著者撮影のスナップ写真を多数併載した珠玉の随筆集です。著者の御尊父であり,先代選者である秋山青磁氏を,著者の視点から語った「父の心ばえ」も収録。さてキセル代わりの扇子からホントにケムリは立ち昇る?

 秋山亮二(あきやま りょうじ)略歴
 東京に生まれる。父は写真家の秋山青磁。1964年早稲田大学文学部卒業後,AP通信社東京支局,朝日新聞社写真部を経て,1967年,フリーランスとなる。1978年より,「ほうそうフォトサロン」欄選者。写真集に「津軽・聊爾先生行状記」(津軽書房,1978),「ニューヨーク通信」(牧水社,1980),「楢川村」(朝日新聞社,1991),「なら」(遊人工房,2006)など。