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2017年11月発行 |
最高裁判所判例解説 刑事篇(平成27年度) | ||
法曹会編 | ISBN 978-4-908108-88-4 | |
書籍コード 210127 | A5判上製函入 340頁 | 税込 4,278円(本体 3,889) |
平成27年度の最高裁判所判例集に登載された刑事判例16件のすべてについて,最高裁判所の調査官が判示事項,裁判の要旨等を摘示し,かつ,当該裁判について個人的意見に基づいて解説したもの(法曹時報第68巻第1号より第69巻第9号までに掲載)を集録したものです。 |
家裁調査官研究紀要 第23号 | ||||
裁判所職員総合研修所監修 | ISBN 978-4-908108-89-1 | |||
書籍コード 29-21 | B5判 150頁 | 税込 2,241円(本体 2,037) | ||
論 説
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高等裁判所刑事裁判速報集 (平成28年) | ||
法務省大臣官房司法法制部編 | ISBN 978-4-908108-82-2 | |
書籍コード 29-13 | A5判 320頁 | 税込 4,940円(本体 4,491) |
本書は,全国の高等検察庁において作成した「高等裁判所刑事裁判速報」に掲載された裁判例のうち平成28年分を,各高等裁判所ごとに,その速報番号にしたがって収録したものであり,昭和56年度版から継続的に刊行されているものである。この速報集は,その編集方針上,類書とは収録重点を異にした特色ある裁判例集として,検察内部のみならず,部外の法曹においても頻繁に利用されてきたものであって,裁判月日別索引も掲げられ,利用価値の高い資料となっている。
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骨太刑事訴訟法講義 | |||||||
植村立郎著 | ISBN 978-4-908108-83-9 | ||||||
書籍コード 29-16 | A5判 約560頁 | 税込 3,972円(本体 3,611) | |||||
本書は,筆者の講義案を土台としつつ,小林充先生の教科書『刑事訴訟法』《第5版》(2015年5月,立花書房)も参考としながら,筆者なりの考えに基づいて作成したものです。
法科大学院,学部の学生や法曹を目指す方々が主要な対象となることはもちろんですが,弁護士に成り立てでこれから刑事事件をやろうとする人,民事中心に仕事をしてきて,たまたま刑事事件を担当することになったベテランの弁護士,実務に関心のある研究者などの方々へも有益なものとなるように,筆者なりの工夫を随所に盛り込んだものとなっています。 工夫としては,細かな議論を措いて,筆者が基本と考えることを筆者なりの視点から説明する,最初に一般的,抽象的な事柄に関する説明が多いと益々取っつきが悪くなるので,手続の流れに沿った説明をできるだけ早い段階から行うことに心がけました。 説明においては,刑事訴訟では規則,犯罪捜査規範等も重要な役割を果たしているのに,学生の関心が今一つだったので,規則,犯罪捜査規範にも目配りした説明振りに心がけました。 併せて,刑事訴訟の分野での判例の充実振りは目を見張るものがありますから,その全てを網羅的に紹介することはできないものの,判例,特に最高裁の判例を中心とした最低限の判例を紹介し,重要なものや様々な観点から比較的詳しい説明を要するものについては,末尾に参考裁判例として,その内容の要約紹介・検討を行いました。なお,個別の事項で,詳しい説明を必要とするものも,参考裁判例の箇所で説明しています。 筆者が,教科書に判例を取り込むことにこだわるのは,参照に便利というのが一番ですが,それだけではありません。学生に,いくら判例が重要だと説明しても,例えば,答案で,違法収集証拠について,判例が構築してきた論理を書いているのに,その原典である判例の存在については全く言及しない,といった学修態度からなかなか脱却できない学生を見続けてきたことに依るところも大きいのです。判例を判例として理解し,身近なものとしてほしいとの願いの反映でもあるのです。 そのため,本書を通読すれば,刑事手続の概要が理解でき,同時に,そういった刑事手続の形成に寄与している判例の役割も理解できることになっているはずです。 説明の対象としては,1審の特に地方裁判所における手続を中心としたものとし,上訴,再審等の説明は簡略なものにとどめました。なお,上訴審の刑事弁護については,筆者が監修者として参画した『刑事上訴審における弁護活動』(2016年,成文堂)を参照願えればと思っております。 そして,学生の考え違い,思考方法等をも念頭に置いて,各箇所に関係事項を集中させて(その分,事柄によっては,他の箇所でも必要に応じ再度説明しています),分かりやすい説明振りとなるように心がけました。また,学生は,法令用語に習熟していないのは当然のこととして,字が良く読めなかったり,誤読・誤記したりすることが少なくないところから,必要に応じて,注記したり,ルビを振ったりしました。 以上をまとめて本書をキャッチコピー的に表現すると,刑事訴訟法に関する理論と実務の基本的な事項がすっきりと骨太に理解できるように,判例を中心とした視点から分かりやすく説明した教科書ということになりましょう。 本書を学修して更に刑事訴訟法を広く深く学びたいといったステップアップを望む,積極的で頼もしい方にふさわしい参考文献は,井上正仁等編『刑事訴訟法判例百選』《第10版》(2017年,有斐閣),小木曽綾監修『設題解説刑事訴訟法(二)』(2015年,法曹会)等既に多数発刊されていますが,筆者が編者等として関係しているものでは,@筆者及び小林充編『刑事事実認定重要判決50選』上下巻《第2版》(2013年,立花書房),A筆者及び井田良・田口守一・河村博編『事例研究刑事法U刑事訴訟法』《第2版》(2015年,日本評論社),B筆者著『実践的刑事事実認定と情況証拠』《第3版》(2016年,立花書房),関連法令に関しては既に言及しているC拙著『骨太少年法講義』を紹介しておきます。 (はしがきより抜粋)
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